今月2日から始まった『どうみん割』を改め『新しい旅のスタイル割』と、いう割引
を利用して、道南の日本海側の小さな町、乙部町『おとべ温泉郷光林荘』に親族で宿泊
して来ましたので、ご紹介したいと思います。
①外観
こちらのお宿は、平成27年に建て替えした平屋造りで、まだ新しくとても綺麗です。
日帰り入浴をやっているので、宿泊者と日帰り入浴利用の方と駐車場が分かれている
ので、込み合うこともなく駐車できるので、有難いです。
敷地内にはお社が祀られていて、建立のいわれ等が書かれています。
②館内
館内に入ると、木をふんだんに使用しているので、落ち着く雰囲気でとても綺麗です。
ロビーには座り心地の良い椅子が・・。
地元の陶芸家さんの作品でしょうか？
素敵な中庭です。
お部屋は17室。洋室、和室、和洋室、お好みで選べます。
お部屋まで行く廊下は、ピカピカ✨、よく手入れがされて、本当に美しい！！
廊下の所々に美術品の展示。
こちらも……芸術は私にはどーもよくわかりません。
絵画もありました。
③お部屋
仲居さんが案内してくれたお部屋は『津花』と、いう10畳のお部屋です。
『津花』についての説明が、お部屋の玄関入り口にありました。
お部屋はいたってシンプルな10畳の和室です。
洗面所には最低限度必要なアメニティーが揃っています。
利用はしませんでしたが、新しいユニットバス付きです。とても綺麗ですよ。
もちろんウォシュレット付きです。トイレットペーパーはシングルでした。
単独の手洗いもありました。
お部屋からはやっと春めいた自然が…。新緑の季節はきっと緑が眩しいでしょうね～。
お茶菓子は定番の温泉饅頭です。食べなかったのでバッグに入れて自宅に持ち帰ったら
我が家の食いしん坊ゴールデンレトリーバーに、盗み食いされてしまいました😓
あんこ大丈夫なの～？ 包装もとって、さぞ…おいしかったことでしょうよ～！
お茶はティ―パックです。
暗証番号式の金庫がありました。
作務衣の用意ありましたが、浴衣がいいという人には、ロビー横にたくさんの用意があ
り、自由に使ってくださいとのことでした。私は作務衣派です。
タオルは、お持ち帰りのできる宿名入りのタオルです。
お部屋は禁煙ですが、館内には喫煙ブースがあるので、愛煙家も安心できますよ～。
④温泉
大浴場は宿泊者専用と日帰り入浴用の『いこいの湯』と2カ所あって、両方とも利用で
きますが、『いこいの湯』は21時までだったので利用できませんでした。
宿泊者専用の大浴場。お部屋ごとにスリッパを入れるようになっています。
これは嬉しい計らいです。スリッパの間違いって、本当に嫌ですもんね～。
貸切状態です。
貴重品入れのロッカーもありました。
温泉成分書。源泉の温度が高いの加水はしていますが、循環や塩素消毒はなし。
メタケイ酸が含まれているので、美人の湯です。嬉しい～😊
洗い場は9個ありましたが、シャワーの勢いが弱いのが残念。
温泉分析書では無色透明になっていますが、鉄が含まれているので空気に触れると若干
茶色で薄緑がかったお湯に変化します。にごり湯は大好きです！
⑤お食事（夕食）
お楽しみの夕食は18：30からお食事処でいただきました。
しっかりとマスクの入れるケースの用意がありました。
お酒の種類はそれほど多くはありませんが、リーズナブルお値段になっています。
生ビール550円、焼酎450円、日本酒300ml650円、コーラ250円と、お手頃価格です。
では、お料理の紹介を…。
嬉しいお献立表もありました。旅の思い出に、いつも私は持ち帰ります。
初めに用意されていたお料理です。
食前酒は梅酒。甘くておいしい～！
牛肉のしゃぶしゃぶ、お肉が軟らかく、とっても食べやすかったです。
付け合せの野菜は、えのき、水菜、ネギ、白滝もあったかな。
あわびの酒蒸し、もうもう・・軟らかくて最高においしかったです！！
いつもなら、そんなにあわびを好まない父も完食で、私に回って来ませんでした😢
揚げたての天ぷらがやって来ました。
乙部町特産のゆり根の天ぷらが、甘く…ほくほくして、とってもおいしかったです。
ゆずの香りの茶わん蒸し。もう満腹状態です。お腹が苦しいわ～（汗）。
お食事は北海道のブランド米『ゆめぴりか』です。
最後のデザートは大葉の味と香りのゼリー。初めてのお味。口の中がさっぱりします。
今回のコースは『松』ですが、他に『竹』『梅』プランもあります。
おいしく、たくさんいただき、お腹いっぱいになって、大・大満足の夕食でした😊
⑥お食事（朝食）
朝食は8:00から、同じくお食事処でいただきました。
7:00から9:00の好きな時間帯で朝食がいただけるので、朝の早いビジネスの方もしっか
りと、朝食を取ることができますね。
旅館の朝食の定番、納豆、のリ、鮭、卵、たらこ、サラダ等。
たらこは売店でも販売していて、私も帰りに我が家のお土産に買いました。
お得な切れ子、冷凍1パック500gで1,000円でした。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、イカ刺しもありました。
卵はベーコンエッグを自分の好みの硬さで、焼くようになっています。私は半熟派。
係の方が頃合いをみて、火を消して、お皿に移してくれました。
とてもフレンドリーで感じのよい方に、いろいろとお世話をしていただきました。
新鮮サラダは残してしまいました。ごめんなさい🙇
食後のドリップ式のコーヒー、ほっとします。おいしかったです。
お食事処には、相田みつをさんの言葉がいくつも飾ってありました。そのうちの1枚。
⑦最後に感想
館内も部屋もまだ新しく綺麗で、温泉もにごり湯でいい感じでしたし、夕食はとっても
おいしくいただけたし、思っていたよりずっと良かったです。
あえて、ひとこと言うなら、夕食の割に朝食が、少し物足りないような気がしました。
シンプルなおかずで、イカ刺しもついて十分なんですが、乙部町は海が近い町なので
朝食には一般的な鮭でなく、ほっけやカレイの一夜干しなど、乙部町らしい焼魚が良か
ったかなぁ～と、思いました。
何か…もう1つ、工夫が欲しかったように感じました。
しかし、全体的には大満足です。
コロナ禍で比較的空いていたので、温泉はほぼ貸切状態で、ゆっくりとにごり湯の温泉
を楽しめて、新型コロナでたまったストレス解消……リフレッシュできました。
余談ですが……夕食時に頼んだ日本酒『館の岬』が、2019年秋に職場の旅行で訪ねた、
青森県黒石市の酒蔵、鳴海醸造店で作っているお酒でした。
まさか北海道乙部町で・・。なんだか、嬉しいですね～。
訪ねたことのある酒蔵の日本酒と、光林荘で出会うなんて、びっくり、驚きです！
辛口の日本酒で、2本目の残したものを持ち帰りました。
🔶今回のお会計🔶
◎電話にてお宿に直接予約しました。
宿泊料（松プラン） 15,400 （休前日のアップなし）
入湯税 150
新しい旅のスタイル割 ▲ 7,500
差し引き合計 8,050円（3名1室1名料金）
2名1室で和室の場合は、割り増し料金が1名1,000円必要になります。
でも、休前日の料金アップがないのは嬉しいですよね～。
再訪したい度・・・・★★★★★ （５つ★中）
♡♡♡夏頃になると献立に雲丹が出るらしいので、その頃にぜひとも再訪したいです♡♡♡
🔷おとべ温泉郷光林荘の詳細🔷
所在地 ：北海道爾志郡乙部町字館浦527番地2
部屋総数 17室 洋室（ツイン）、和室（8畳・10畳）、和洋室
◎特別室の和洋室にも・・いつか泊ってみたいです。
ＴＥＬ ：0139-62-3347
ＦＡＸ ：0139-62-3487
交通 ：北海道新幹線『新函館北斗駅』から車で約1時間位です。
なお、こちらのお宿はクレジットカードは使えませんので、現金をお忘れなく！！
ＵＲＬ：www.kourinsou.com
www.kourinsou.com
